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責任追及

Ippeichan (2006年11月16日 20:51)  |   |  コメント(0)  |  トラックバック(0)

先日、僕の同級生や恩師と酒を飲んでいるときに出た話題。
日本人や日本の企業体質って、とことん「責任追及」が大好き、と。


なぜか?
単純明快だから。とにかく誰かの首を切りたい。
そうすれば、めっちゃわかりやすい。どこかに人身御供がいさえすれば、
そいつが痛みを受けて、他のみんながすーっとすれば、
それでいい。


最近だったら、学校のいじめ問題。教育委員会が悪い。
校長が悪い、教師が悪い、あいつらみーんな悪いやつばかりだ。
「責任は取ってもらわんとな。」 って感じ。


まぁ頭の悪い人は、すぐにこの台詞を言う。すぐにケジメだ、体裁だという。
ところが。
やはり何と言っても「解決」になっていないことに気づいてないのが
本当にお話にならんわけですたい。


辞める、辞めさせるのは簡単。でも、それで自殺者は減ったか?
差別はなくなったか?いじめの芽を摘むことになったか?解決になってない。
むしろ逆。校長の自殺まで出る始末。


まぁこの責任追及好きな日本人の体質は何に由来するのかというと…


いわずと知れていますが「マスコミ」に、それこそ責任があります。


「誰が責任を取るんですか?!」などと
鼻息の荒い、しかしながら全くロジックでない感情だけで取材する
若い記者なんかはすぐにこう罵る。


はっきり言いますが、あれは単なる自己アピールです。
「俺って仕事してるだろ?」っていうのを
それこそマスコミ使ってアピールしているだけ。


鳥インフルエンザのときに何が起こった?
結局、浅田農産の社長は自殺した。マスコミが殺したようなもんだ。
会社が倒産しただけでも、十分に社会的制裁は受けている。


それでも責任追及を声高に叫んだ結果があれだ。
でも、その不幸は反省すらされていない、というか問題になっていない。
悪者が死んでよかったとでも思っているのか?


マスコミが責任追及を声高に叫ぶのは、
「記事になりやすいから」だけです。問題提起や解決策提案と実行など
まどろっこしくて時間がかかり、取材に手間を費やすものは
記事になりにくく、インパクトに欠けます。


だから、取材が簡単な責任追及をするわけです。
これでおわかりでしょうが、テレビ局の取材能力は、今危機的に下落しています。
それも人の命を食いつぶしながら。


僕は同業者として、そして取材経験を数多く持つ人間として、
昨今の責任追及好きな短絡的な取材が、許せんわけです。
ゆえに、いまテレビニュースを全く見なくなりました、はい。

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